アイデアについての本はこの1冊で十分と言っても過言ではないでしょう。今回は、たった60ページに凝縮された『アイデアのつくり方』より、究極のアイデア発想法についてご紹介します。
■こんな人にオススメの本
・ゼロ→イチのアイデアが思いつかない
・考えれば考えるほど平凡な発想しかできない
・アイデアを実現するために努力している
■『アイデアのつくり方』のポイント
『アイデアのつくり方』で私が印象に残ったポイント、かつ実践していることを3つ紹介します。最近いいアイデアが思い浮かばずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
●アイデアはパクリが前提
スマートフォンを初めて開発した企業をご存じでしょうか。元々はノキアという企業が1996年にスマートフォンを作ったことが原点だったにもかかわらず、今やアップルiPhoneの独占市場です。
スティーブ・ジョブズが好んで使った言葉の一つに「優れた芸術家は真似る。偉大な芸術家は盗む」という言葉があります。
天才と言われたジョブズでさえ真似や盗みは当然としていたのならば、私たちはもっと積極的に既存のアイデアから発想を得ることが重要ですね。
●ひたすら熟考したら一旦アイデアから離れる
アイデアは、ひたすら考え続けて思いつくものではありません。ひたすらデータを集めて調べて既存のモノと結びつけて熟考したら、一旦離れましょう。散歩に出たり美術館へでかけたり、好奇心や感情を刺激する体験を取り入れることがアイデアづくりには欠かせません。やることやったら、一旦離れる。この勇気こそがアイデアづくりの肝となります。
●アイデアは人の力を借りてこそ実現する
最後に、アイデアを思いついたものの現実的ではないとか再現性がないとか、さまざまな問題に衝突します。しかし、そこでアイデアを眠らせることだけは絶対にしてはいけません。ぜひ、信頼できる仲間にアイデアを話して、実現化するためのアドバイスを貰いましょう。突飛なアイデアこそ周囲の仲間は実現するために力を貸してくれます。自分一人で解決を試みず、思いついたアイデアは仲間とシェアして醸成させましょう。
■『アイデアのつくり方』まとめ
今回の記事では、『アイデアのつくり方』を紹介しました。
✅アイデアは徹底的に資料を揃えることが前提
✅ひたすら熟考したら一旦アイデアから離れる
✅アイデアは人の力を借りてこそ実現する
以上3つのポイントを意識して、今後の仕事やプライベートでのアイデアづくりに活かしてみてくださいね。
■書籍紹介
タイトル:アイデアのつくり方
著者名:ジェームス・ウェブ・ヤング
出版社:CCCメディアハウス
初版発行日:1988年4月8日
■記事について
■執筆者情報
名前:あにやみゆ
Twitter: https://twitter.com/miyu_aniya
本記事は、読書コミュニティLectioにて、メンバーが作成した記事です。
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